政権がかわれば“暮らしがかわる!”

“逆転の夏”から早くも1年5ヶ月、参議院議員となって二度目の新春を迎えようとしています。参議院厚生労働委員会に配属となり、第169回通常国会では当選半年にして初の代表質問に立つチャンスにも恵まれました。これも一重にみなさまの篤いご支援の賜物と感謝しております。
党の政策調査会には一年生・主査として指名され、厚生労働部門では医療介護の改革チームのメンバーとして患者の視点からの医療改革議論にも参加することができました。
また、都議時代から取り組んできた脱ダム問題では、党内に公共事業の見直し検討小委員会の立ち上げを提案し、目下、その中でダム計画中止後の地域生活振興法案作りに腐心しています。

数多くの議員連盟にも参加していますが、何よりも力を注いでいるのが市民・NPOの窓口としての役割です。国会議員になった私の元に持ち込まれる市民の課題の多さ、重大さ。これまで国政の課題にのぼってこなかったテーマの重要性と複雑さに暗澹たる思いもしますが、“国政を生活者の視点でかえるのが私の仕事“と、自分を鼓舞しながら奮闘中です。
課題を持つ市民やNPO、自治体議員とも連携し、“情報公開と参加”を国でも拡げ、生活者の視点でこの国を変えるために今年も精一杯がんばる所存です。

さて、その国会は、わずか1年半の間に2代続けて前代未聞の“政権放棄”が行われ、政権たらい回しで誕生した麻生首相も、自らの失言の連続と二転三転する経済対策、究極のばら撒きとなる2兆円の定額給付金問題で、早くも“経済通”の鍍金(めっき)もはがれ落ちています。これまでのどの首相よりも国民の生活を知らない麻生首相は、予想外の支持率低下にチラつかせていた解散権を仕舞い込み、“政局より政策”とうそぶいて、その実、最大の政治空白を生じさせているのです。

2007年参院選の民主党勝利があればこそ、ずさんな年金管理の実態から社会保険庁の組織ぐるみの不正指導による“消された年金”の存在までもが明らかになりました。
加えて、税金の無駄遣いや官僚の天下り実態など、数々のこの国の“不都合な真実”やボロボロになっているこの国の土台を国民の皆様にお見せすることができました。一日も早い解散総選挙で、国民の信託を受けた政権をつくらない限り、この国の崩壊は止まりません。

政権が変われば、暮らしが変わる!
国民一人ひとりの思いを込めて、今年こそ“この国のかたち”を変えましょう!!