今日、開かれた参議院本会議で、児童扶養手当を父子家庭にも支給できるようにする「児童扶養手当法の一部を改正する法律案」と生活保護受給のひとり親世帯への加算を復活させる「生活保護法の一部を改正する法律案」の採決が行われました。投票総数130,賛成130・反対0の全会一致での可決です。(与党議員は賛否を表明しませんでした) この2法案は衆議院に送られます。衆議院では是非とも与野党を超えた審議ができることを祈るばかりです。
子どもの貧困は社会問題であり、昨年のOECDの報告によると日本の子どもの貧困率は13,7%にも達しています。貧困に直面する子どもは、子どものうちに生活習慣や教育・教養を身につけ、同時に栄養をとり健康な体をつくる必要があります。政治は、子どもが貧困から抜け出せるような基礎的な条件を整えるため、積極的に関与すべきです。