公共事業チェック議員の会で霞ヶ浦の視察を行いました。霞ヶ浦は茨城県東南部にあり琵琶湖に次ぐ大きさの湖です。(河川法では、常陸利根川という利根川の支川)
那珂川・霞ヶ浦・利根川を結ぶ約46キロの地下水路トンネルー霞ヶ浦導水事業は昭和59年に建築開始され平成20年度までに1,450億円を費やしていますが、漁業関係者等の反対により工事は中断しています。またNPO法人アサザ基金、は、導水事業の代替案として常陸川水門(淡水化のため、海水をせき止める)柔軟運用による水質浄化を提案しています。私たちが視察した日には茨城県市議会議長会も、常陸川水門は、魚類の遡上時期を中心にした柔軟運用を行うことが、漁業の活性化・水産物の再生により、霞ヶ浦を中心とした流域河川の浄化を図るものとの要望を国土交通省に行いました。 アサザ基金tp://www.kasumigaura.net/asaza/index.html