天竜川・流砂促進現場の視察

Image426 (1)長野県の諏訪湖を源に、静岡県遠州灘へと流れる天竜川には、15のダムがあります。その中でも一番規模の大きな佐久間ダムは竣工昭和31年の発電用ダムです。この佐久間ダムに、「天竜川ダム再編事業」として排砂のためのトンネルを設置することなどにより堆積した土砂1.2億立方メートルを移動する事業が約790億円の予算で計画されています。

今回は、ダムにより遠州灘の土砂供給が減少してしまった中田島海岸の浸食状況と、毎年この時期に行われている「硫砂促進事業」の現場に行きました。
写真でも、発電放水口から流されているシルト粘土により濁ってしまった水がはっきりしています。この写真は1時30分に撮影したものですが3時間後には川全体にまで濁りが広がっています。RIMG0132

土砂の堆積で貯水量が減ったダムからトンネルを通して、その土砂を下流に流す事業が本当に必要な事業なのか、ダムに堆積する土砂問題はどうすべきか、改めて検証が必要だと思います。