市民福祉情報オフィス・ハスカップ主催の国会集会「どうなる介護保険?ホームヘルプ・サービスのゆくえ」に参加しました。介護の社会化をすすめ、希望するサービスを自分で選択できるようになるとの期待のもと、介護保険制度が導入されて10年がたちました。2011年の改正を前に、この10年の検証と今後の制度のあり方は、サービス提供者、サービス受給者、事業者、家族、などの立場から多様な視点での議論が必要です。
「地域包括ケア研究会報告書」には、現在の滞在型中心の介護では要介護者の在宅生活を支えることは困難であることから、24時間短時間巡回型の訪問看護・介護サービスを導入・・・・・24時間365日の在宅生活を支えられるようにすべきである。と明記されていますが、本当に滞在型では在宅生活を支えることが困難なのでしょうか。現場の声が生かされ、現場も納得できる制度改正をめざして、これからも直接意見を聞く機会をつくりたいと思います。