千代田区飯田橋に事務所を開設したのを契機に、「大河原雅子と市民の広場・ミニ講座」を開催しています。
こけら落としには北海道大学・大学院教授の山口二郎さんをお招きして「今後の政局について」の講演をお願いしました。
そして、第2回ミニ講座は最近マスコミに度々登場している淑徳大学の結城康博さんでした。「後期高齢者医療制度問題から考える日本の医療制度のあり方」と題してお話し頂きました。
医療保険制度の一元化が理想であるが、極めて困難である。保険料徴収は事務的に非効率であり、利用料は徴収するが保険料を無料にすることも考えてみる価値がある。与野党とも決め手に欠ける政策議論をしている。民主党は早く対案をだすべきだ。
との先生の考え方に賛否両論。後期高齢者医療の問題だけでなく、医療全体、社会保障全体の問題。財政論なくして制度論なしといった意見が活発にだされ、有意義な講座となりました。有識者からのお話だけでなく現場の方も講師のお招きして、定期的なミニ講座を続けていく予定です。