「官僚たちの八ッ場」と題した宮本博司さんの投稿が京都新聞の「現代のことば」に掲載されました。
八ッ場の結末は極めて深刻であり、官僚の思うがままにダム建設にお墨付きを与えるしかけを作らせてしまった私たちは取り返しのつかない罪をおかしたと記されています。
宮本さんは、旧建設省に入省され河川行政に携わり、近畿地方整備局淀川河川事務所長として淀川水系流域委員会の立ち上げに尽力されました。退職後、新淀川水系流域委員会には一市民として応募し、委員長に就任され大活躍されました。徹底した情報公開と住民参加の原則に貫かれた委員会の奮闘ぶりは、「どうしてもダムなんですか?~淀川流域委員会奮闘記」(岩波書店)に詳しく記されています。こちらも是非ご一読ください。