国会は閉会中ですが、年金問題や汚染米問題など課題は山積!本日は、民主党をはじめとする野党の強い要求で,厚生労働委員会と農林水産委員会が開かれ、審査が実現しました。民主党の厚生労働部門会議は国会閉会中も毎週・朝8時から開かれ、年金問題や後期高齢者医療制度など社会保険庁や厚生労働省からヒアリングを行い、問題に鋭く切り込んできました。その中でも、厚生年金の受給額を決める標準報酬月額が、受給者の知らないうちに改ざんされる事例(=消された年金)がクローズアップされてきました。被害当事者や改ざんを指導された事業者の方々からのヒアリング、さらには保険料の徴収率を上げるためのテクニックとして社会保険事務所が組織として改ざんを行ってきた事実が社会保険事務所の元職員の勇気ある証言によって明らかになっています。しかし、社会保険庁は職員への改ざんの実態調査を拒否し続けてきました。今日の舛添大臣の答弁でも、組織的な関与を追及する意欲は見えず、改ざんに関わった職員の厳正な処分を強調するものでした。一刻も早い被害者救済を目指すなら、直ちに全国調査を実施して改ざんの実態を明らかにすべきです。この期に及んでも口先だけの答弁に、傍聴席の当事者の皆さんからも失笑が漏れていました。今日は、民主党からは、森ゆうこ・蓮舫・中村哲治議員が質問に立ちました。