若年介護者の支援を考える

ヤングケアラー先日参加した「ケアラー支援フォーラム2014」で、若年介護者の実態を知りました。6月にNHKで放映されたクローズアップ現代「介護で閉ざされる未来」のディレクター先﨑壮さんは、介護にまつわる事柄の中でほとんど語られてこなかった10代~20代の介護者特有の問題を取材し、当事者取材の困難さに直面した事、極めて社会的な課題であると実例を示し、草加市議会議員の井出大喜さんはご自身が高校1年から経験した父親の在宅介護を通して「若者介護を美談で終わらせてはいけない」と語りました。

若年介護者支援に焦点をあてた今回のフォーラムで、子どもケアラーに家庭生活、社会生活、学校生活の保障。若者ケアラーに職業生活の保障と過剰な介護負担の解消、経験を評価し活かすキャリア形成の支援、が必要だと学びました。ケアラー手帳に載っていた、認知症の祖母を6年間介護した20代の男性の「ぼくは、介護と引き換えに、友だち、学業、職、そして時間を失いました」という言葉が胸を突き刺さします。介護問題の複雑さに支援策が追い付いていない現状を解決するために、実態調査を進めると共に、新たな制度・しくみをつくる事が必要です。