政府は、今年4月に生活保護の母子加算を全廃しました。しかし、母子加算は親一人で育児をしながら生計をたてる難しさに配慮し、憲法で保障された「健康で文化的な最低限の生活」の水準を確保するのに必要なものです。すべての子どもが安心して学び育つ環境を保障し、貧困の連鎖を断ち切り貧困から抜け出せるように支えることが必要なのです。母子加算復活法案は、衆議院に提出していたのですが、与党が審議に応じないため改めて参議院に提出。今日、厚生労働委員会で共同提案した民主党・国民新党・共産党・社会民主党の4党を代表して提案理由説明を行いました。また父子家庭への児童扶養手当の支給拡大法案の提案理由説明を島田智哉子議員が行いました。