昨日、投開票された東京都議会議員選挙で、都議会民主党は20議席増の大躍進を果しました。公認・推薦合わせて64人を擁立した選挙戦では、東京マニフェスト2009に掲げられた政策課題が次々と訴えられ、有権者都民の支持を得ました。
自民党議員が独占してきた一人区で、民主党候補が勝利したことはまさしく政権交代への期待です。東京が変われば、日本が変わる!! 梅雨明け真近の東京から政権交代を迫ります!!
争点がいつも国政課題でかき消されてきたこれまでの都議選とは異なり、今回は新銀行東京やオリンピック招致、築地市場の移転に投入される巨額な税金の無駄遣い=石原都政の総決算が争点となり、推進してきた知事与党の過半割れが大きな焦点でした。都立病院改革で切り捨てられ続ける東京の医療や水余りの東京が参加する無駄な国のダム計画や全国ワースト1の救急搬送時間などは、東京に通勤・通学する昼間都民にも係る問題です。
いつも以上に”国政選挙の前哨戦”としての扱いが大きかったのは、政権にしがみつく麻生総理によって衆議院の解散が先延ばしされてきたことから仕方のないことですが、そのあおりを受けた都議会生活者ネットワークの議席減は、ネット育ちの私にはまさしく身を切られる思いです。
ネットも都議会民主党もさらに地域力を磨き、都知事に対峙する存在にパワーアップしなくてはなりません。選挙結果を受けての石原都知事のコメントを聞けば、さらに震いたたずにはいられません。曰く、「今の政府の人心離反のつけを東京が払わされた」と。知事与党の敗北に何ら責任を感じていない様子の石原発言は、まさに驚きです。知事よ、東京は都民のものです!!
本日、午後4時民主党は、衆議院では麻生内閣不信任決議案を、参議院では麻生内閣総理大臣問責決議案を提出しました。
(7月13日 記 )