「雨デモ風デモハウス」は雨水の循環、風の気化熱、太陽熱などの自然エネルギーをそのまま冷暖房に利用する技術を駆使して造られた家です。夏の雨水は床下の貯水タンクに貯められ天井裏で蒸発させて、その気化熱で冷やしながら壁や床を快適温度に。冬には太陽熱で暖めた雨水で壁と床を快適温度に保つのだそうです。「周壁」の温度が、夏は室温より低く、冬は室温より高くなるのが特徴です。
この住宅のオープンセレモニーにお邪魔し、快適な住宅を体験してきました。市民と専門家、小金井市が協力した新しい形の公共プロジェクトと「東京都地球温暖化対策推進のための区市町村補助制度」により実現しました。