NPO金融(バンク)の取り組みと制度的課題

民主党市民政策議員懇談会で「NPO金融(バンク)の取り組みと制度的課題」について、多重債務の債務整理、債務相談等の生活再生を目的とした、貸し付け事業やカウンセリング・コンサルティングを行っている有限責任中間法人「生活サポート基金」(http://www.ss-k.jp/)とNPO法人ローカルアクションーシンクポッツ・まち未来(http://machi-pot.org/)の2団体からヒアリングを行いました。

 NPO金融(バンク)は地域社会や福祉、環境保全のための活動を行うNPOや市民団体、個人などに融資することを目的として設立された小規模の非営利バンクで「市民金融」、「コミュニティバンク」などと言われることもあります。制度的には①金融商品取引法による規制②適切な法人格が存在しない③貸金業法でひとくくりにされている。といった課題があります。

提案された「市民金融基本法」の制定と「社会的エンジェル減税制度」は今後も調査・議論を重ねていきたいテーマとなりました。

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