エネルギー政策の転換が必須となっていますが、エネルギーを生み出す方法を変えるだけでなく、エネルギー使用量の削減も重要な課題です。今日はドイツのエネルギー政策を学ぶ機会を得ました。
ドイツでは、建物のエネルギー効率化にむけて、省エネ法・省エネ政令・再生可能エネルギー法などを法制化し、建物の改修には低金利融資を行っているそうです。
既存建物を低エネルギーに改修しエネルギーの削減率が90%にもなった例も多数あるとの事。さらにドイツの建物にはエネルギー性能証明書(エネルギーパス)が発行されていて、物件の売買にも証明書のチェックが不可欠です。
日本には、「日本エネルギーパス協会」がありエネルギーパスで「家の燃費」「ビルの燃費」の見える化をすすめる取り組みを行っています。国内初の公共施設掲示用エネルギーパスは石川県庁を対象に作成されました。