国土交通部門会議

今国会から、国土交通委員会・決算委員会・消費者問題特別委員会の委員となりました。昨日、はじめての国土交通部門会に出席。部門会議は担当副大臣と民主党の委員会理事が共同座長を務める政策議論の場です。

第3次補正予算についての議論の後、関東地方整備局が9月9日に1都5県の知事に説明した「八ッ場ダム建設事業の目的別の総合評価(案)」と「総合的な評価(案)」が報告されました。テレビや新聞があたかも検証の最終結果がでたかのように報道していますが、検証プロセスの一過程であり、これからパブリックコメントや有識者の意見も聴取されます。コスト重視で、残事業費と荒唐無稽な代替案(一例は静岡県の富士川から導水管で水を引くなど)を比較するなど、ダム建設が一番費用がかかないと結論づけています。他の点でもあまりにも疑義の多い検証です。今後の治水・利水のあり方等党内での検討の場として農水や環境など他部門とのプロジェクト設置を提案し、松崎座長からは「検討の場は作る」との回答を得ました。

国土交通部門会議で挨拶される前田武志大臣

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