「八ッ場ダム建設再開は許さない!!」実行委員会主催の集会に参加しました。八ッ場ダムの建設再会を止めるには利根川水系河川整備計画の民主的な策定が不可欠です。
八ッ場ダムの本体工事執行には、官房長官裁定の2つの条件が付されています。
①現在作業中の利根川水系に関わる「河川整備計画」を早急に策定し、これに基づき基準点(八斗島)における「河川整備計画相当目標量」を検証する
②ダム検証によって建設中止の判断があったことを踏まえ、ダム建設予定だった地域に対する生活再建の法律を、川辺川ダム建設予定地を一つのモデルとしてとりまとめ、次期通常国会への提出を目指す
③八ッ場ダム本体工事については、上記の2点を踏まえ、判断する
②のダム中止後の生活再建支援法は閣法として法案概要が提示されていますが、ダム予定地域の住民の生活再建に資するものになるのか、よくよく吟味する必要があり、河川整備計画は策定スケジュールが未だ示されていません。
昨日の市民集会には、柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会、石木ダム絶対反対同盟、道路住民運動全国連絡会、有明弁護団、からも問題提起があり、公共事業の本質を問う集会でした。私も八ッ場ダム問題をあきらめずに取り組む決意を新たにしました。