25日から31日まで横路孝弘衆議院議員が会長を務める「日中21世紀の会」の一員として、中国の瀋陽と北京を訪れました。永田町には大小様々な議員連盟がありますが、私も在任中は70を超える議員連盟に加盟し、「日中21世紀の会」もその一つでした。団長の横路前衆議院議長と留学経験もあり中国語に堪能な事務局長の近藤昭一衆議院議員は、すでに中国に多くの知己を持つ素晴らしい先達です。私にとっては落選後の経験となりましたが、中国要人との会見にも同席することができ、議員外交の最前線を垣間見る得難い経験となりました。遼寧省の丹東市では鴨緑江を挟んで北朝鮮を目近に臨み、瀋陽では柳条溝の9・18歴史博物館を訪れ、撫順では戦犯管理所や平頂山惨案記念館を訪ねました。戦争の実像を、犠牲となった人々の姿を、是非、安部総理に観て欲しいものです。北京では、中国社会科学院の日本研究所の先生方との意見交換会もあり、日中間の様々な課題へのアプローチの必要性を痛感しました。
○写真は中国社会科学院・日本研究所にて