介護の現場はどうなるのだろうか・・・ミニ講座報告

今回ミニ講座にお招きしたのは、NPO東京ケアネットワーク理事の伊藤寛さんです。伊藤さんは元町田市の職員で、男性ヘルパー第1号だそうです。

介護労働は4K(きつい。きたない。危険。給料が安い)と言われることもありますが、本来は人間相手の誇り高い職業だと思います。にも拘わらず、その誇りに見合った報酬が受けられない事は大きな問題です。

昨年民主党は介護報酬を上げる法案を提出、その後6党合意の法案が成立し介護報酬の改定が注視されていました。今回の介護報酬の改定率は(在宅分1.7%・施設分1.3%)3%となりました。介護従事者の処遇改善として、夜間勤務など負担が大きい業務への加算、専門性などキャリアの評価、大都市・僻地への加算があげられます。課題だったサービス提供責には初回加算、緊急時訪問加算が認められたにすぎず、常勤要件が緩和されたことにより現場ではさらに労働が厳しくなることが懸念されています。

資格を持ちながら介護職に就いていない人を現場に戻す政策の必要性、介護の効率化に対峙する「待つ介護」の必要性など含蓄に富む伊藤さんのお話しでした。

介護と医療に関してのミニ講座は今回で修了し、次回からは農業・食べ物をテーマに企画していきます。