阿部彩さん「子どもの貧困」

左から 小宮山洋子衆議院議員 阿部彩さん          島田智哉子参議院議員

左から 小宮山洋子衆議院議員 阿部彩さん          島田智哉子参議院議員

民主党「子ども・男女共同参画調査会」で、「子どもの貧困」(岩波新書)の著者阿部彩さんを講師に学習会を行いました。

「一億総中流」といわれた時代も終焉し、日本社会での「機会の平等」や「貧しくても幸せな家庭」といった神話も、広がる格差社会の現実にすでに打ち砕かれています。               ユニセフの調査でも、いまや日本の子どもの7人に1人が平均年収の二分の一以下しかない「貧困世帯」で育っていると指摘されており、日本における”貧困問題”がやっと注目されるようになりました。

阿部さんの指摘では、特になぜ子どもが「貧困」であることが問題なのか、子どもの貧困の短期的長期的な影響と課題、実行すべき政策について示唆に富む内容でした。子どもの貧困の計測や絶対的・相対的貧困の概念、すべての子どもに与えられるべきものは何か、など考えさせられる事ばかりです。

「少子化対策」でなく「子ども(の幸せのための)対策」が必要だと主張される阿部さんに大いに共感しました。子育て支援、子育ち支援、そして大人への支援が必要です。日本の子どもの貧困問題はワーキングプアの問題でもあり、よりよい労働と子ども政策の実現にむけて、国民政策の大転換が必要です。民主党の子ども・家庭政策に、ますます自信と責任を感じるとともに、さらなる改善のインスピレーションを得ました。