異議あり!クローン家畜食品 危機に立つ酪農・畜産を考える生産者・消費者集会

議員会館会議室にて、全国農民組織連絡会議、日本消費者連盟などが主催したクローン家畜食品に関する集会が行われ、私も参加しました。この集会は、内閣府食品安全委員会新開発食品専門調査会が、「体細胞クローン家畜は食品として安全である」という評価書をまとめようとしているタイミングに合わせて開催されました。

前半は、消費者団体からクローン家畜の食品としての問題が説明されたり、生産者からは飼料の高騰による窮乏の状況などのお話がありました。後半では、食品安全委員会・厚生労働省・農林水産省の各担当者が出席し、評価書についての説明、質疑応答が行われました。食品安全委員会の担当は、評価書がまだ完成した訳でなく、3月までに集約し、パブリックコメントを求め、その後最終形となると前置きをしながら、クローン家畜の安全性健全性をことさら強調する論文・研究発表のみを取り上げる説明に終始しました。また、厚労省・農水省からは、食品安全委員会から最終的な評価書が出ていないので、コメントする立場にないとし、予め提出しておいて質問項目にも回答しませんでした。

アメリカでは、すでに体細胞クローン牛の子孫が他の食肉と区別されずに市場に出回っています。日本に輸入されているものにも、すでに混ざっているか、遠くない将来には間違いなく含まれてきます。今回の評価書も、こういった現実に併せるための安全評価をし、なし崩し的に体細胞クローン牛を認めてしまおうという考えが見え隠れします。未然防止の観点から、完全に安全だと証明がされるまでは、何としても食い止めなければなりません。私も国会で追及し、阻止したいと考えています。