今日、民主党は共産、社民、国民新の4党で「後期高齢者医療制度の廃止等及び医療に係る高齢者の負担の軽減等のために緊急に講ずべき措置に関する法律案」を参議院に提出しました。
75歳以上を線引きして別にするにする制度を来年4月で廃止する
年金からの天引きや扶養家族だった被保険者からの保険料徴収は、遅くとも今年の10月までに廃止する
という内容で、厚生労働委員会に付託し来週には審議入りできるよう要請しています。もちろん後期高齢者医療制度を廃止しただけでは問題の解決にはなりません。できるだけ早く新しい制度の設計を国民の皆様と議論して提案する必要があります。
昨日舛添大臣は「終末期相談支援料」について凍結を含めた再検討の意向を示しました。評判の悪いところだけ繕うのでは制度がますます歪みます。まずは悪法を廃止し新たな制度を構築することが急務です。
与党が審議拒否をしなければ、来週にも審議が始まります。