「TPPを慎重に考える会」有志で、米韓FTAの問題点を関係者から聴取・意見交換するために韓国に行ってきました。
まず、「米韓FTA阻止汎国民運動本部」を訪問。反対する理由と活動内容を聞きました。以下4つが反対理由です。
①民主主義の崩壊:国民も国会議員も何も知らせれずに協議。
②韓米の利益がアンバランス。自動車、保健医療、繊維、農業などアメリカに有利。
③「毒素条項」による主権の侵害
④アメリカの目的は相手国の制度・法律の変更。
さらに、弁護士・ハンギョレ新聞論説委員・京郷新聞記者・韓国国会議員等に会いヒアリングと意見交換を行いました。
韓米FTA賛成者は、経済的勝者と大手マスコミであり、貿易問題ではなく経済主権、人権を侵害するものと捉えられていました。国会議員からは、「韓米FTAがこんな状況なのに日本は何故TPP交渉を進めたいのか理由がわからない」とも指摘を受けました。
3月12日(月)には、アメリカ・韓国・ニュージーランド・オーストラリアなどから国会議員、学識者、市民を招き国際シンポジウムを
砂防会館で開きます。是非ご参加下さい。