来年10月に名古屋市で、生物多様性の保全や持続可能な利用、遺伝子組み換え生物の取り扱いについて話し合う国際会議が開催されます。
国際会議開催1年前にあたり市民団体「食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク」が国会内で勉強会を行いましたので参加しました。講師は、ドイツの環境保護活動家でヨーロッパの環境NGOに所属し、生物多様性条約カルタヘナ議定書の策定に携わり議論や決定に影響を与えたクリスティーヌ・フォン・バイツゼッカーさんです。
日本では遺伝子組み換え作物の栽培は一部の研究機関でのみ行われていますが、海外から輸入した遺伝子組み換えナタネがこぼれおちて、港や道路などで自生しています。2005年から市民調査も継続的に行われています。来年の国際会議にむけて、食べ物と農業から生物多様性を考えていく事は大変重要な事だと思います。