道路特定財源を生活者財源にする?!

一昨日、ガソリンにかかる暫定税率を含む租税特別措置法改正案が衆議院で再可決、成立してしまいました。福田総理は記者会見で「本当に苦しい判断だが必要なことだった」とし「国民と生活者の目線で使い方を見直す。一般財源化とは、生活者が主役となる行政への変革をすすめるものであり道路特定財源から脱却し生活財源へと改革する。」と断言しました。生活者が主役になる行政への変革、生活者のための財源・・・福田総理が考える生活者って誰なんでしょう?作文は誰でも書けるけれど、視点や政策が転換されるかは疑わしい限りです。

 先日の山口2区補欠選挙の応援に行ってあらためて地方の暮らしのきびしさを実感しました。山口県の道路整備率は全国4位と聞きましたが、幹線道路は立派でも歩道はでこぼこ、お年寄りや車椅子、べビーカーにはつらい道ばかり、さらに驚いたのは、周防大島では病院に通院するにも片道のバス代が1300円もかかるとのこと。各地で散見する暮らしの格差に、国民のための政治の不在を感じます。

 生活者の視点を標榜しながら、官僚の天下りと税金の無駄遣いになんら手を打たず、歳入不足を繕うためには仕方がないと言い放つ総理に国民の信頼がないのはあたりまえのことではないでしょうか。(内閣支持率も2つの新聞の調査でも20%台に下がっています。)郵政解散選挙で表された衆議院での民意は、すでに賞味期限切れなのです!!政府は13日午前に道路特定財源の全額一般財源化を閣議決定し、午後には衆議院本会議で道路整備費財源特例法改正案を再可決する方針だといいいます。こんな矛盾する決定を本当にする気なんでしょうか?