ねじれているのは、“総理と国民”!

11日夕方、参議院野党3党で共同提出した福田首相に対する問責決議を131対105で可決しました。山口2区の補欠選挙に続いて、先週の沖縄県議会議員選挙でも後期高齢者医療制度や基地問題、増え続ける国民負担と格差の拡大が争点となり民主党が圧勝しました。もはや国民は、小泉首相が敷いた“痛みを伴う改革路線”には耐え切れないことを示しています。後期高齢者医療制度も、元はといえば、この改革路線の中で強行採決されたもの。官の無駄使い、天下り天国と企業癒着の利権政治を放置したまま、すべては「財政再建のために」というお為ごかしの政治に、騙されてはなりません!!
「現役世代の負担を緩和し、高齢者の7割の世帯で負担が減る」と喧伝してきた高齢者医療制度は、実際には現役世代の負担を増やし、高所得世帯で負担が軽くなり、る反面、低所得世帯では負担増になることが、民主党等の追及で明らかになりました。おまけに、政府の支出は、これまでよりも少なくなっているのですから唖然としてしまいます。改革とは名ばかりの小泉路線は、選挙を経ずして誕生した二つの政権に引き継がれ、政策・施策は官僚に丸投げ、国民生活を知らない中央官僚は悪法も自治体に投げ降ろして憚りません。さらに、与党議員には官僚の机上の数合わせを検証する習慣がないのですから始末に負えません。
今日は、2回目の年金天引き日、国民の怒りの声はますます拡がり、自治体議会からも廃止・凍結・是正を求める意見書決議が次々と挙がっています。まるで夜店のたたき売りのように手直し案を並べ、財源対策に追われる政府の姿をみなさんはどのようにお考えでしょうか?
小泉選挙で誕生した巨大与党はすでに民意を反映していません。偽装の民意、お手盛りの信任にどれほどの意味があるのでしょうか!! それゆえ、法的な拘束力は持たないとはいえ、憲政上初めて可決された問責決議の意味は大きいのです。参議院の与野党逆転で明らかになったこの国のからくりを、今度は衆議院での与野党逆転で正す時です。

一日も早く、賞味期限切れの民意に終止符を!!