4月25日、予てから準備中の「立憲フォーラム」設立総会が開催され、幹事になりました。
憲法記念日の前にフォーラムが設立された意義は大変大きいと思います。明らかにされている自民党の憲法改正案は、天皇を元首として、自衛隊を国防軍にかえ、基本的人権を制限できるように「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」にすりかえるなど、戦後の日本社会の規範や枠組みを根本から変えようとしています。憲法は政府を縛るのでなく国民を拘束するという考え方は、主権在民という立憲主義の原則を否定するものです。
「人権の保障を宣言し、権力分立を原理とする統治機構を定めた憲法」を基礎にすえた立憲主義の立場で、権力行使に憲法が歯止めをかける意味を深く考えあうために、立憲フォーラムでは、今後、学習会を重ね会期末の6月24日には集会を開催する予定です。