麻生総理の”現場の肌感覚”ってなに!?

 麻生総理のメルマガ(11月13日号)を読んだ。あまりにも純真な「強く明るく」に引いてしまった。 

 曰く、「やはり、現場に足を運ばない限り、世の中の実態は分かりません。永田町や霞が関で伝わってくる間接情報だけでは、本当の政治はできない。これは、私の信念です。これからも、現場にどんどん出て、皆さんと同じ空気を吸い、そこでの肌感覚を大切にして、政治を行っていきます。」

・・・・・・・う~ん、現場、現場っていうけど、視察に行ったスーパーも、亀有の商店街も、那珂湊の漁協も、渋谷の居酒屋も、みんな国民の生活の場なんですよね。総理になろうと4度も総裁選挙に出た人が、いまさら「現場にどんどん行く」ってどういうことなんでしょう? 総理になるためにこそ、現場を歩いて国民の声を聞き、問題を知り尽くして、政策を練り、対策を打つのではないのでしょうか?

 このぶんだと麻生さんは、障害者や高齢者の生活と介護の現状、学校や子育ての現状、サラリーマンの過重労働の現状なども知らないのではないかと危惧します。痛勤電車にだって、一度も乗ったことはないのでしょうね。漫画ずきで有名な総理ですが、最近の通勤電車では漫画を読む大人の姿がめっきり減ったことをご存知だろうか??長引く不況は、漫画やタブロイド紙の売り上げ低下にはっきりと現れているし、さらに大きな変化は、経済紙やDSなどで各種自己開発教材に興じている姿が多くなったこと。いつまでも漫画を読んでいるのは総理と話をあわせる取り巻きの官僚だけではないの?!

定額給付金・2兆円のばら撒きさえ簡単でないことがわかっても、”地方分権”で自治体が決めればいいと開き直っている総理の肌感覚は相当に怪しい。永田町の生ぬるい風よりも、世間の風は相当に冷たく激しい。肌寒さを通り越して、痛寒いくらいなのに、、、、、。