「核燃料サイクル」の現実から「エネルギー基本計画」を検証する

 阻止ネット4月に閣議決定されたエネルギー基本計画では、核燃料サイクルについて「プルサーマルの推進、六ヶ所再処理工場の竣工、MOX燃料加工工場の建設、むつ中間貯蔵施設の主運行等をすすめる」とし、もんじゅも「再整備や新規制基準への対応をすすめる」としています。先月には原子力市民委員会が「市民がつくる脱原子力政策大綱」を発表。私もスタッフとして加わった「脱原発社会の創造・脱原発フォーラム」の開催に続く、今回の「核燃料サイクルの現実からエネルギー基本計画を検証する」集会です。

7年前、参議院議員当選直後、今回の主催者団体「六ヶ所再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」が放射能で海を汚さないでと80万筆の署名を集め院内集会を開催した事を思い出しました。政策を変える力を市民が一丸となって作っていきたいと思います。集会の途中で、大飯原発運転差し止め訴訟で、福井地裁が再稼働を認めない判決を下したとの速報が入り、参加者は一斉に拍手。活動の継続と積み重ねが大事だと意を強くしました。

*写真は、「放射能汚染防止法」の制定を強く訴える北海道市民ネットワークの佐藤のり子さん

 

 

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